- 便秘の定義についてまとめてみた。
・排便のない状態が3日程度続いたら、便秘が疑われます。
・毎日排便があっても排便量が少なく、すっきりしない状態なら便秘と言えます。
・排便時に努力と苦痛を要し、不快感、お腹がはる、腹痛などがあって日常生活に支障をきたす症状を言います。
食べ物が口から入り、便となって排出される迄のタイムは約24時間~72時間(1日~3日)かかると言われております。
大腸の動きが鈍ると便の通る速度が通常より遅くなり水分が吸収され過ぎて硬くなってしまいます。そうして便が硬くなると、なおさら排出されにくくなり、便秘を引き起こすこととなります。逆に下痢を引き起こす原因は大腸の動きが活発で、便の通過時間が速い為、水分の吸収が不十分となり、軟便や水様便になります。
つまり、便秘予防には、適切な水分補給と蠕動(ぜんどう)運動を助ける為の運動(ウォーキング等)を行うのが宜しいと思います。
また便秘が続くと腸閉塞のリスクが高くなるので、適切な薬を使用するのが、良いと思います。
一般的な便秘薬は、酸化マグネシウム系の薬で、常用性は少ないが、効果が出るまでに時間がかかります。コーラックは酸化マグネシウム+ビサコジル(大腸を直接刺激する薬)が入ってます。
このタイプは使い続けると依存性があり、服用しつづけると効果が薄れてしまいます。
浣腸(イチジク浣腸)は即効性があり、きつい便(硬い)を出すのに有効です。
快調乳糖等は乳糖を主成分として、腸から水分を排出し、便を軟らかくし便秘を解消します。自分の場合はお腹も痛くならず、すっきり便を出すことが出来るので、お勧めします。
また、お茶では、ルイボスティーは天然のマグネシウムを含む為、お通じを良くすると言われています。
もし症状が酷い様ならば、恥ずかしがらず、かかりつけのお医者さんにご相談なされる事をお勧め致します。